新たな解釈で空間に立体的に再構築した書「生」から、生命が溢れだす様子を3次元で描き、その表面を剥がしている。
本作品は、「生命は生命の力で生きている」(チームラボ, 2011) の作品の表面を剥がして作っている。
コンピュータでは、3次元の物体の形状を、網目状の線の構造で記述された抽象的で高次の情報で表現される。つまり、3次元で描かれているものは、その表面を剥ぐと、網目状の線の集合でできている。表面を剥いだ状態、つまり構造で記述された抽象的で高次の情報の状態のままで表現した作品。
今回は、Ultra HD (4K)の解像度(Full HD4 枚分)によって、超微細まで描いた映像作品として、表現した。